797. コネクタの差し口が色で明らか 〜PHILIPS SAS治療器具 DreamStation〜

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以前の記事で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた時のことをネタにしましたが、その後無事(?)陽性判定となりCPAPという呼吸補助器を装着して寝ることに相成りました。

で、写真がそのCPAPの装置です。


CPAPという治療装置の仕組みはさして重要ではないので割愛しますが、使いやすさ日記として取り上げたかったのは次の写真の電源プラグの部分です。プラグもジャックも黄緑色の枠がついていて、これをここに挿すんだ、ということが一目瞭然ですね。

そもそもこの機器はパソコンなどと違って他に間違えるような口はないのですが、医療機器ですし、万人が使え、かつ操作ミスが絶対に起きない様、配慮を徹底させる姿勢を感じました。

796. 手続き誘導なのに、閉じてしまう方が目立つお知らせ 〜住信SBIネット銀行のネットバンキング〜

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以前、クレジットカードを作った時に、住信SBIネット銀行の口座から引き落とされるよう手続きをした時の話です。

クレジットカード会社の書類に口座情報を記載して郵送し、何日か経ったあと、住信SBIネット銀行からメールがきました、。「※重要【住信SBIネット銀行】口座振替契約登録のお願い」というタイトルで、文字通りの手続きを促す内容でした。早速手続きしようとログインして真っ先に表示されたのがこちらの画面です。

よっしゃ、早速手続きするぞと颯爽と「次へ」ボタンを押したら、通常画面に遷移してしまいました。そう、「次へ」ボタンはお知らせをスルーして通常画面に進むボタンだったのです。正解はその上のテキストリンク「口座振替契約登録」の方でした。文字通り重要なお知らせであり必要な手続きを促すノであれば、もう少し目立つようにしてくれても良かったんじゃないでしょうか。その後、消えてしまった口座振替契約登録へのリンクを探すのにもちょっと苦労しました。

少し擁護してみると、この画面はメールの中にあった直リンクではなく、通常手順でログインしたものです。なので、私が手続き依頼のメールを読んでその気分であったこととはまったく独立に、Web側でも貯まっていたお知らせキューを表示したという状態です。なので、もしかしたらユーザは登録しに来たのではなくなにか急ぎの口座操作が必要だったかも知れず、「お知らせを消して通常画面に遷移」する選択肢が出ていることは正しいと言えます。「通常お取引画面へ」とかではなく「次へ」なのは、お知らせが複数貯まっていた時に、いちいち文言を切り替える手間を惜しんだのでしょう。次のお知らせがあるかどうかもわからない(判定しない)ので「次のお知らせへ」という文言ではマズいということになるのでしょう。

それでも一般的にテキストリンクよりボタンの方が目立つのは明らかですし、14日間という手続き期限もある大事なお知らせなわけですので、「次へ」と同等、もしくはそれより目立って、説明テキストなんて読まないよって利用者がむしろ口座振替契約登録にうっかり進んでしまう位の方が良いのではないでしょうか。

795. エレベーターの通過階表示

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写真は都内のとある高層ビルのエレベータデス。高層ビルではエレベーターの運用効率を高める為、特定のフロア範囲ごとに行けるかごが分かれていることが少なくありません(停止階制御)。電車の急行などと同じですね。

当然、どのかごがどのフロアに行けるかを利用者に提示しないと行けないわけですが、こちらのビルの表示はちょっと悩みました。これは1Fでの表示です。

エレベーターの頭上に「1・・・4—12」と表示された写真

皆さんはこれをどう判断しますか?つまり、「・・・」と「────」のどちらが通過区間で各停区間かという事ですね。実はFacebookでフレンドの方達にどちらの解釈をするかアンケートととってみたんですが、かなり意見が割れました。私だけでは無かったようです。

選択肢ラベル得票数
点々がスルー区間だと思う人11人
棒線がスルー区間だと思う人15人

このビルでの正解は「・・・がスルー区間」でした。正解の人の方が少ないですね…

これだけ意見が割れるということは曖昧と言うことなので、スルー区間を薄くするとか、停止区間を一回り大きく表示するとか工夫の余地がありそうですね。

794. 左右向きが紛らわしい取り付けマニュアル 〜SAS簡易検査キット〜

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最近、睡眠時無呼吸症候群(SAS。睡眠中に舌で気道が塞がって頻繁に呼吸が止まり、眠りが浅くなり疲労がとれない症状)の疑いありということで在宅検査をすることにしました。

病院で手続きをすると、写真のような検査キットが送られてきます。これを身体に取り付けて一晩寝ると、各種センサーが記録をとってくれて、後日それを元にした診断結果が出る、というものです。

そして下はその装着マニュアルです。実際にはこの本体の他に、鼻に装着するチューブと、人差し指先端に取り付ける血流量計(上の写真の右上)があります。

自分がいわゆる左右盲なせいもあると思いますが、この説明図はわかりづらいなと感じました。図は身体を正面から見たものですが、これを見て自分の胸前に装置を装着する時は左右がひっくり返ります。「本体の向きにご注意ください!!」と「!!」と強調する位なので正しい向きに取り付けることはそれなりに重要なのでしょうが、「白いボタンが右側」という文字表現は直観的ではありません。図の向き、つまり自分の身体に向かって右なのか、自分の目線から装置を見下ろした状態で右なのかが明示されていないのです。結果、図を頼りに「白いボタンが”右手”側」なんだろうなと解釈をする必要が生じます。そうです最初から「右手側」と書けば良かったのかも知れません。そもそも向きが大事な機器であるならばボタンやマークを上(下)側にレイアウトすれば「ボタンがある方が上」などと伝えることもできたのではないでしょうか。さらに言うと、そこまで遡らなくてももっとわかりやすい表現が可能です。先述の血流量センサーのケーブルは写真のように最初から装着された状態で送られてきます。その反対側に鼻チューブを自分で差し込む穴があります。つまり、「ケーブルが下」とか「チューブを刺す穴が上」と書けば良いのではないでしょうか?

実際向きを取り違えて計測してしまうとどれくらい問題なのかよくわかりませんが、曲がりなりも医療機器ですから万に一つも間違えないような配慮が望ましいですよね。

793. 実例を挙げてリマインド 〜駅トイレの忘れ物防止ポスター〜

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写真は都営大江戸線の築地市場駅のトイレ出口に掲示されていた忘れ物の注意喚起ポスターです。

単に文字で「お忘れ物にご注意ください」と書かれたポスターはあちこちで目にしますが、これはイラストで実際によくあるであろう忘れ物を挙げて「お忘れ物はございませんか?」と問いかけています。実際にこれでどれくらい効果があがっているのかはわかりませんが、心理学的にはとても有効なんじゃないかと思います。忙しい移動中、文字情報はあまりしっかり読まれることはないでしょうが、こうしたカラフルで目立つイラストなら目に留まって、「あ、そういえば」と気付く確率が上がるのではないでしょうか。また言語情報に拠らないということは日本語がわからない外国人にも伝わるし、大きいので弱視の方がわざわざ単眼鏡をかざさなくても識別できるなんてことも期待できるかも知れません。

私もお腹弱いので駅のトイレはよく利用するし、実際傘などをたまに忘れることもあります。そんな時にこういう形でリマインドしてくれると有り難いなと思いました。

 

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